新婚旅行でイタリアを満喫する。

旅行好きに聞く、効率のいい休日の楽しみ方は?さすが、趣味人は色々と知っている。
イタリアの歴史を学ぶホリデー

新婚旅行でイタリアに行きました。世界遺産が大好きなので、ハワイやニューカレドニアのような新婚旅行向きな南国バカンスではなく、遺跡や歴史を感じられる見ごたえのある国に行きたいと思っていました。季節は冬で、12月中旬頃、非常に寒い時期に行きました。ただ、寒いうえ、クリスマス前ということもあり、料金は安かったと思います。ただ、イタリアへの直行便ではなく、パリで乗り換えて行ったので、片道14時間ほど掛かりました。

フィレンツェとローマに3日間ずつ滞在しました。団体ツアーではなく、往復の飛行機と宿泊ホテルのみの予約で、あとは自由行動です。団体ツアーのように、次から次へと観光地をたくさん回るのもいいと思いますが、観光地だけでなく、地域の書店や雑貨屋等にも行ってみたかったので、個人で時間を自由に使える個人ツアーにしました。フィレンツェからローマに移動する際に、アッシジにも寄りました。とても歴史を感じられる場所で素敵でした。

 

食事は、朝はホテルのバイキングで、昼と夜はレストランを探して行きました。ただ、パスタに飽きて一回だけ中華料理屋に入ったのですが、油が多すぎてすべての料理がベチャベチャでした。唯一美味しかったのが、ウーロン茶です。その国の食べものを提供しているレストランに入るべきだと思いました。

フィレンツェがとにかく素敵でした。3日間ほど滞在しましたが、まだまだ足りないくらい見るところがたくさんあります。「冷静と情熱のあいだ」という映画に出てくる教会は、とくかく登るのが大変でしたが、フィレンツェの街を一望できるので、最高に幸せな気分になります。世界最古の薬局といわれる、サンタ・マリア・ノヴェラ薬局にも行きました。ここは絶対に行きたいと思っていた所で、見つけたときは最高でした。

フィレンツェのあとアッシジに行った際は、ガイドさんお勧めのワインを購入しました。ローマでは、コロッセオやスペイン階段・真実の口等、ローマの休日の舞台となった場所に行きました。映画に出ていた場所に自分もいると思うと、感動しました。ローマは観光地でなくてもそこら中に遺跡があって、歩いているだけでも見ごたえがあります。他にもカラカラ浴場やフォロ・ロマーノ等学生時代、世界史の授業で学んだ色々な歴史建造物がたくさんあって、実際見ることが出来て幸せでした。

添乗員さんがいなかったのでどうして良いのか分からない時が多々ありました。まずは行きの飛行機です。パリで乗り換えだったのですが、パリから乗る飛行機が遅れていて定刻よりも2時間以上遅れて出発しました。ただ、英語が分からずアナウンスが聞き取れず、一体何故遅れているのか、そしてどこで待っていれば良いのか全く分かりませんでした。

とりあえず出発ロビーで待機していましたが、飛行機が来るまではホントにここで待っていて良いのか心配でした。こんな時は、添乗員がいればきっと余計な心配をしなくて済むのだろうなと後悔もしました。後は観光地で、入口が分からず結局入れなかったことがありました。

案内の通りに行っても、チケット窓口が見当たらず、ウロウロして終わりました。誰にも聞くことができず、無駄な時間を過ごしてしまいました。やはり、英語がある程度分からない状態では、個人ツアーよりも添乗員さんのいる団体ツアーの方が、効率よく余すことなく観光できるのだと思います。現地のコーディーネーターなどを利用するのも手です。

今はネットで事前に検索して希望観光地を伝えておくだけで当日スケジュールを組んで案内してくれるし、流行りのレストランや店を紹介してくれて便利です。またトラブルにあった場合もすぐかけつけて助けてくれることもあるようです。